第8回のゲストは映画監督の三池崇史さん
今週のゲストは日本一忙しい映画監督、三池崇史さん。古田新太さんとは「ゼブラーマン」でお仕事をしています。
あまりに忙しいスケジュールに「顔の似た弟がいる」という噂もたちました。
古田「ゼブラーマンではスーパーの前の焼き鳥屋さんの役だったんですよ。でも現場に鳥がなくて、監督が『じゃあ、何ならあるんだ?』
『ナスならあります・・・』
『古田さんすいません。じゃあ焼きナス屋という事で・・・(笑)』
俺は分かりましたって事で『ナス焼けてるよー!ナス焼けてるよー』
安東「それであの秀逸な(焼きナス屋の)シーンが産まれたんですね」
三池「だいたいいつもそんな感じですね。現場は」
三池「助監督時代は10年間、平均睡眠時間が2〜3時間でしたね」
古田「助監督でいますよね。
寝てたくせに『はい!OKでーす』とか言う奴が」
三池「監督デビュー作が『突風!ミニパト隊』ですからねえ。婦警さんたちがみんなで新体操部を作って、技を磨いて、リボンとかバトンとかで悪い奴をこらしめちゃうぞ・・・っていう映画で」
安東「(笑)ごめんなさい。僕観れていないんですよ」
古田「(笑)俺も観てない」
三池「どっちかというと観られたくないというか・・・それだけにいとおしい作品ですけどね」
三池「織田裕二の『ホワイトアウト』を観に行ったら隣の人が泣いているんですよ。最初、冗談かなって思いました。俺がダメだったんですね。
映画との相性が。今みんなに観てもらおうとする映画は『泣ける』
のが条件みたいなのがありますが、その方向にはとまどいを感じますね」
古田「結局、面白い面白くないって好き嫌いですよね?なんでコレがみんな『面白い』って言ってるのか俺にはわからないのがあるもんなあ」
三池「でもそれは嘘ではないんですよね。楽しんでいる人がいるのは事実だし。そこで自分が作る時にどう折り合いをつけるかですよね。(ホワイトアウトで)感動する人たちを俺は感動させることはできない。無理だって思っちゃう」
三池「カルトで生きているといろんな巡り合わせで違う環境のものも作れたりする。でも多くの人はカルトだとカルトである自分とういうものにプライドを持ってしまうので」
古田「わかります。わかります」
三池「そっち方向が俺だっていう・・・そこで人から与えられた自分のイメージ『あなたはこういう監督だ』というイメージに本人が飲み込まれていってそこから抜け出せなくなるのが一般的な映画監督のハマっちゃう所ですよね」
古田「役者も多いですよね。あなたは、こういう役者さんだからイメージに合った世界観の作品に出てもらってそういう役をやっていただきたい・・・みたいな」
三池「特に何本も撮ってベテランになってくると守るものを勝手に作っちゃうんですよね。プライドも含めて。こんな低予算じゃあとか単館じゃあとか・・・」
メール「三池監督はじいさんになって体が動かなくなるまで監督業をやりそうですか?」
三池「『俺はこんだけキャリアがあるんだから撮らせろ!』みたいな感じに
なったらやめようかな・・・そうなる前にやめたいですね。
定年がないわけだから仕事がなくなった時に自分でやめなきゃなんないのはキツいですよね」
安東「古田さんはどうですか?」
古田「俺は健康にいいことはしたくないんだよな。60位までは口先だけで生きていけると思うけど(年をとって)口先だけじゃ生きていられなくなってまで生きていたくないなあ。なんか「笑点」を去る円楽さんとか観ていられないのよ。老いさらばえてゆく自分を見せたくないみたいな・・・」
『インプリント ぼっけえ、きょうてえ』観てください!
2時00分 | リンク
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コメント
いつも質問をくださる皆さんありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
1 ふるチンスタッフ | 2006/05/28 15:24:44