第38回目のゲストはクリス・ペプラーさんでした。
ゲストはJ-WAVEでパーソナリティーを務める、クリス・ペプラーさんでした。今回は「FMのイメージ、AMのイメージ」と題して、FMとAMを比較検討しながらラジオについて語りました。
★FMはヤリチンが聴いて、AMは童貞が聞いている。
古田:ははははは。
安東:やりチンって!局アナなのに。遊んでる人って意味ですよね。
古田:AMから流れる情報と、FMから流れる情報をどんなふうに消化していってるかでリスナーが決まるわな。ちょっとエロな馬鹿話を聞きたい童貞達と
ヤリチンっていうのはいわゆるオシャレなスポットとかの情報をFMとかで聞いて、それを次の日の会話につなげられる人なんだよ。
安東:ああー。なるほどね。
クリス:エロ話を聞いて盛り上がる派と、自分で(デートなんかを)こなせるのでノウハウをFMでゲットしようみたいなのと(分かれますね)。
古田:これはもう需要と供給ですよ。
安東:なるほどね。
クリス:でも結構FMは保守的ですよ。逆に。AMの方がもっと遊び感覚があるんじゃないかな。AMの製作陣は遊んでいるような気がしますけどね。
安東:ああー、確かにね。
古田:AMのディレクターっていうのは本当に遊び人が多いですからね(笑)。
安東:タレントさんとか相手にしてね、(軽い調子で)こんな感じでお願いします!みたいな。違うか?
(★筆者注 TBSラジオに関してはそんな事ないと思います。きっと。)
古田:夕方とか車でFM聞いてた時とかに、「美味しいワインが飲めるお店がオープンしました」みたいなイメージがあるじゃん。FMって。AMで(お店の情報とか)流されても、「そんな事聞かされても」みたいなクリーニング屋のお父さんが出てくるよね。
クリス:でもやっぱり深い時間に、デートで車に乗ってるとするとやっぱAMには行かないすよね。
古田:そうですね!
クリス:午前1時くらいになるとFMの方が無難かなと。(デートの)雰囲気を盛り上げるにはそうなのかなと。
安東:AMで午前1時だと『ふるチン』ですからね。
古田:はい!もうダメですよ全然。今からねんごろになろうとしている人にねんごろ話ばっかりしちゃうから。
安東:デート台無しみたいな。
クリス:でも『ふるチン』はなんだか、もう完璧に付き合ってだいたい3、4ヶ月たって、お互いに素っ裸でメシ食えるような、そんな間で「じゃあ、ちょっと聞いてみようぜ」みたいな。「面白い事言ってるじゃん、今日」とか。
古田:土曜の夜1時でしょ?ラブホで聞いて欲しいよね。
安東:ははははは。ここがもうAMですよ。会話が。
古田:シティーホテルはFM。ラブホはAMなの。
古田:おおーなるほどね。
安東:AMは個人的な情報って事ですよね。たしかにFMではこのお店がいいとか・・・
クリス:ああ。それはあるかもしれない。AMは本当にパーソナルですよね。
自分の思った事、自分の出来事を(話すから)。FMは自分の出来事よりも
こんな映画がいいとか、こんなお店がいいとか・・・そういう情報が多いですよね。
安東:そうですねえ。これは言い得てるかもしれませんね。
古田:なんだろう。音楽の情報もやっぱFMで聞こうとするじゃん。
安東:はいはいはい。
古田:AMはピンクレディーが流れたらうれしいみたいな(笑)。
安東:はははは。それは情報ではないですよね。
古田:「中山ミポリンの歌だ!」みたいな(笑)。
安東:古田さんの私生活そのもの・・・
古田:止まってんだよ、俺。中学から。情報が(笑)。
クリス:そんな感じがしますよね。さっきも言ったけど、AMの方がもうちょっと親しみやすいみたいな。FMの方が・・・俺昔、FMのDJを始めた時「あんまりリスナーにベタベタするな」って言われたんですよ、しゃべりで。「あんまり近くに寄りすぎるな」と。
古田:ああー。
安東:ちょっと距離感を持てと。
クリス:(言われたのは)昔ですけどね。18年前に言われましたよ。
古田:FMはそこが適度に聞きやすいんだよ。
安東:まあそうですよね。適度な距離感が聞きやすいって事ですよね。
古田:俺なんかオールナイトニッポンやってる時に「お前ら」って言っちゃダメ、「お前」って言えって(ディレクターに)言われた。みんな受験勉強しながら1人で家で聞いているはずだから。そっちがターゲットだから。俺はお前の事を・・・不特定多数なんだけどそう言いなさいみたいな。全然、FMと違うじゃん。(相手の懐に)入って行けって事だから。
安東:そうですよね。たしか僕、TBSのアナウンサー研修の最後の試験みたいなものが、1人でラジオ番組を作るっていうやつだったんですよ。編集も含めて。
僕はFMばっかり聞いてたんで、完全にFMのイメージしかなかったんで、「なんでこんな(リスナーと)距離感があるんだ?」って上司に言われたんですよ。
クリス:なんでもっと寄って行かないんだと。
安東:「これじゃリスナー全然ついて来ないよ」って言われて、当然ウチはAM局なので・・・
古田:ははははは。FM、TBSないからねえ。
安東:だから上司はAMを作れという意味で番組を作らせたから「なんでこんな遠いんだ」って言われたんですね。
古田:またなんか変なジングルとか入れたんじゃねえの(笑)?
クリス:ははははは。
安東:ああー。思いっきり。「夏の終わり」ってテーマでしたから。
古田:ああー。いやだなーもう(笑)。(いい声で)「皆さん、どんな男の裸が好きですか?」みたいな。
安東:サーファーとかにインタビューしてましたからね。
古田:へえー。完全FMだなー。
クリス:でも最近はFMもリスナーに寄っていかないといけないっていうのはありますよ。
安東:かなり変わって来ましたよね。
クリス:でもわかりますよ。(AMは)「お前にしゃべってるんだぜ」っていうのがすごく大事ですよね。
★FMは恋の相談。AMは年金の相談。
古田:なんだろうね、このAMにただよう死臭は(笑)。
安東:死臭じゃないでしょ!せめて加齢臭くらいにしてください!せめて。
クリス:まだ殺さないでください!まだ生きてるんだから。
安東:恋の相談とかありますか?
クリス:恋の相談はAMでも多くないですか?
安東:そうですねえ。
古田:AMはほぼなくなりましたね。壊滅しましたね。やっぱり年金でしょう!
(★筆者注 私が知る限りではTBSラジオではほぼ壊滅しています。文化放送はK太朗さんがよくやっていますね。LFはわかんない)
クリス:そうですか!
古田:年金を我々がもらえるのか?みたいな。「アクセス!」みたいな(笑)。
クリス:補助金とかね。
古田:そうですそうです。
クリス:遺産相続とかね。
安東:ウチの番組はないですけどね。
古田:やらなきゃいけないですね。
クリス:でも恋の相談っていいですよね。どうですか?「ふるチン」は恋の相談は来ないんですか?
古田&安東:ないですねえ!
古田:相談されても「やっちゃえよ!」しか言えないですね(笑)。
クリス:ははははは。
安東:AMだー。本当、AM。クリスさんは言った事ないですよね?今の言葉は。
生放送中には。
クリス:「JUST DO IT」ってやつですか(笑)?
(中略)
クリス:FMって間合いが違うかもしれない。AMだと(芸人口調で)「はい!
おはようございやすー」みたいな、ノリが違うかもしれない。間の取り方が。
安東:FMは落ち着いてますよねー。
古田:電話でのリスナーとの会話のテンポも違うよね。
クリス:ああー。
安東:違いますねー。
古田:結構フレンドリーな感じでしゃべるじゃない。FMのパーソナリティーの
人達は。「あ、そうなんだ?」みたいな。その点、AMは違うもん。「馬鹿じゃねえのお前?」みたいな(笑)。
安東:確かに罵倒はありですよね。AMは。
古田:「バッカでえ。こいつ」とかなっちゃうじゃん。
安東:FMではピストン西沢さんでしか聞いた事がないなあ。
クリス:だからそうなんですよ。ピストンはあれすごい数字(聴取率)とってるんですよ。やっぱり彼のバイブルはAMですからね。
古田:ああー。
クリス:彼はFM聞かないですからね。でもリスナーってM体質の人多いじゃないですか。
古田:ああー。いじられたいみたいな。
クリス:「このバカ!」って言われるのは愛情の裏返しみたいな。よそよそしく「あーそうなんでございますかー」って言われるよりは「このバカ!」って言われた方が、「バカって言われちゃったよ。うれしい」みたいな。
安東さん:クリスさんはたまにそういう所がありますよね。
クリス:私の場合、日曜の午後ですからねー。
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