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2007年1月28日 (日)

第42回目のゲストは映画監督の阪本順治さんでした。

20070127_1ゲストは「魂萌え!」が公開中の映画監督、阪本順治さんです。

20070127_2今までに現場でぶち切れて、役者にした一番ヒドい事は何ですか?逆に役者が監督にキレた事はありますか?

阪本:・・・役者にした一番ヒドい事
古田:ぶっちゃけ手が出たりとか
阪本:物は投げた事ありますけど。当たらないように。それはまあちょっと、高校生くらいの・・・
安東:高校生くらいの役者さん?
阪本:・・・素人だったんですけどね(苦笑)。単に控え室でずっとゲームやってたからっていう・・・
古田:はははははは!
安東:親じゃないんですから!
阪本:そうですよね(笑)。ミカン投げましたから。
安東:ゲームやりすぎんな!みたいな。
阪本:まあよく、ケンカじゃないんですけどね。台本上で役者と僕が全く違う事をイメージしてて、それがぶつかって、ディスカッションやった後、無言劇になって・・・でどうなったとかね。
古田:ああー、でも役者が監督にキレるって最近あまり観た事ねえなあ。
安東:(役者にキレられた事)あります?阪本さんは。
阪本:ありますよ。佐藤浩市くんとか。
安東:ああそうですか。
阪本:何回も仕事してるからなんですけどね。
古田:浩市さんなんでキレたんですか?
安東:言える範囲でよろしければ。
阪本:・・・うーん。要するにある集中を撮影現場でしている時に、まあ映画の現場ってちょっと時間が止まると各パートががさっと動き出すじゃないですか。照明をちょっと修正したり、ピントはかり直してみたりとか。彼はたぶん1人でものを考えたかった時に、横に脚立がガーンと来たりとかそういう中で、要するにそこの現場を仕切る僕に対して『どういう事なんだ(怒)?』っていう事ですよね。
古田:ああー。
安東:静かにしろと。
阪本:「まだ俺はここに立って台詞を言うって決まってないじゃないか!
なんでそこに合わせてライトを当てるんだ?」と。
古田:はあはあ。
阪本:まあ、もっともはもっともなんですけどね。で、俺はすぐ「今言おうと思ってたんや(怒)!」
古田&安東:ははははははは!
阪本:「今、スタッフに言おうと思ってたんや!」って。
安東:うまいなあ。
古田:ああーでもありますね。この前根岸(吉太郎)監督が先にキレたねそれで。リハーサルで「ちょっとこういうふうに動いてみて」って、ちょっと2、3回やって動きが決まりかけた時に、照明さんとか美術さんとかが、段取りがうまく行くようにセッティング変えみたいなのをした時に、監督が「まだここでやるって言ってねえだろ(怒)!」みたいな感じになって。
阪本:はははは。
古田:俺たちがドキドキした(笑)。
安東:ははははは。まあ気をきかせようとしたのが災いしたみたいな。でも今の話を聞いて現場のライブ感が伝わってきますね。

20070127_3阪本監督は、よくインタビューで、高校時代は不登校生徒で、引きこもっていたと語っていますが、本当ですか?そのころの話を聞かせて下さい!


阪本:引きこもりではないですよね。まあ登校拒否とか家出とか、そんな感じですよ。
古田:引きこもりじゃないですよね。(自主)映画のロケをされていたんですから。
安東:家出というのは、何をなさっていたんですか?
阪本:周到に準備して博多に行ったんですけどね。
古田:博多?
安東:映画の仕事をするためにですか?
阪本:(映画の)仕事するためと、学校行くの嫌になって。
安東:ああそうなんですか。博多に。
阪本:博多に親父の背広とネクタイして、コート着て行って、で一泊目は国民宿舎泊って、求人でコマーシャルの制作会社があったんでそこに面接に行って、
国民宿舎で風呂入って出て来たら、親父がいるんですよ(笑)。
古田:はははは。
安東:ええー!迎えにというか探しに来たんですか?
阪本:何かその前に、行き先当然告げてないから家に電話したんですよ。
「もう帰らないから」って。そしたらお袋に「悪い人に捕まらんようにがんばって生きて行けや」って言われて「帰って来い」って言われなかったんですよ。
すごいショックで、で風呂入って、親父がいて???俺がまたね一日目の緻密な予定表の書き損じを自分の家のゴミ箱に捨ててたんですよ(笑)。
安東:ははははは。
古田:計画表を(笑)?
阪本:この電車乗って、いくらかかるから一泊目はなになにの国民宿舎で・・みたいな(笑)。
古田:ああー。
安東:間抜けな泥棒みたいな。
古田:それで親父さん追いかけて来て連れ戻されたんですか?
阪本:「ケツ割りやがって!」言われて。
古田:で、また学校行けって事ですよね。
阪本:そうそうそう。ちょっと他所へ預けられて、まあ働きながら学校行けと。
古田:・・・で横浜国立大学でしょ?
安東:ウチの近所ですよ。どうでもいい話ですけど。
古田:凄いなあ。(勉強できるなあ)別にワルではなかったんですか?
阪本:ワルは中学校の時ですよね。ワル仲間となんかやってたのは・・・やってません(笑)!
古田&安東:ははははは。
阪本:パシリやってたのはね(笑)。

20070127_4この前塚本晋也監督にきいたのと同じ質問です。
女性誌の『anan』から、「僕だったら、こんな女性と恋に落ちたい」というテーマで語ってほしいと依頼されたら、どんなことを語りますか?

古田:こんな女性の事を聞いているのかな?
安東:結局タイプの女性はって事ですかね?どんな女性が好きですかって事ですよね。
古田:別に『anan』じゃなくてもいいですよね。そして語って欲しいんだね。
阪本:語って欲しいんですか。ああー。これはまあちょっとねえ、フェミニストとは言い切れないすからねえ、自分は。
古田:ああーそうなんですか。
阪本:要するに1人なのは、今僕1人やし、1人で今日も洗濯してから来たんですけど(笑)。
安東:リアルな話だ。
阪本:それで何十年来ているから、1人にして欲しい時に1人にしてくれて、2人になりたい時に2人になりたい。女の人もそういう人いるじゃないですか。
古田:はい、いますいます。
阪本:そのタイミングが合う人ですよね。
古田:ああー。
阪本:前者だけ言っていると勝手な男ですけどね。女の同じ様にいるんじゃないかという。
古田:1人になりたい時間が多い方が。
阪本:なんかその瞬間同じ時間帯になるような感じ。
安東:タイミングが合うっていう人ですよね。
阪本:いないと思いますけどね。
古田:なかなかいないっすよねえ・・・そんな女と暮らしてみたいなあ(笑)
安東:男の大半はそう思っているかもしれませんよ。
阪本:あと、「何食べる?」っていう時に同じ物を考えてたっていう。
古田:ああー、俺昔思ったのが「何食べたい?」って言って「○○」って即答
する女のこが好き。
安東:ああー、いいですねえ!「別になんでも」じゃなくて「餃子!」みたいな。
古田:「オムライスとポタージュ」みたいな。よくわかんないけど(笑)。
明確に答えを出す。そしてそれが俺も嫌じゃない。
安東:いいっすよね!それ大事だなあ。
阪本:わかりますよ。
安東:空気感ですよね。1人になりたい時も一緒、食べたいものもたまたま一緒・・・ないなー(笑)!
古田:ほぼ以心伝心って事ですよね。
安東:そういう意味ではハードル高いですよね。
古田:でもそういう女性がいたら恋に落ちてもいいなあっていう。
阪本:恋?恋ですかねえ・・・恋は見た目の3秒で、
古田:恋できますからねえ。本当3秒で恋しますからねえ、男ってね(笑)。
安東:馬鹿だなあって思うんですよ、本当に。
古田:CMです!

   

20070127_5

20070127_2_pre_1現在公開中の映画「魂萌え!」是非観てください!

2時00分 |

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