「大沢悠里のゆうゆうワイド」は、11月17日、
放送開始から6666回の節目を迎えます。
25年7ヶ月の長きにわたり、たくさんの皆様に支えられ、
放送を続けてまいりました。ありがとうございます。
これからも「人情・愛情・みな情報」を合い言葉に、
皆様に可愛がっていただける番組作りを目指します。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
そこで、6666回目前の今週は、
「ありがとう6666回 ゆうゆう大感謝祭」と題し、
ラジオの前の皆さんに「聴いて良かった~」、
「人生の良いヒントが見つかった」と感じてもらえるような
素敵な企画をお届けしてまいります。
6666回にちなみ、長年にわたって様々な世界で、
活躍されている達人の皆さんを生放送にお招きし、
じっくりとお話しを伺います。
初日は、日本を代表する映画女優で、大沢悠里憧れの、
香川京子さんをお迎えしました。

高校卒業後、新東宝に入社、演技力のある清純派として、
大きな注目を集め、デビューからの3年間で、
25本以上の映画に出演。
昭和28年には、不朽の名作映画「ひめゆりの塔」で、
沖縄戦に翻弄される女学生「上原文」を熱演し
代表作の一つとなりました。
小津安二郎監督の名作「東京物語」や、
溝口健二監督の「近松物語」など、
戦後の映画界を作った名監督たちに重用されました。
出演作は120本以上を数え、多くの映画人に愛された
永遠の「映画女優」こそが香川京子さんです。
17日の放送では、黒澤明さん、小津安二郎さん、
溝口健二さん、原節子さん、三船敏郎さんら、
錚々たる皆さんとの交遊エピソードや、名作への
出演秘話などを、たっぷりと伺いました。
また「時間が正確だし、健康のためにも電車で移動」など
香川さんの横顔を知ることが出来るエピソードも
たくさんお話しいただきました。
ラジオをお聴きの皆様からは、電話やファクス、eメールで、
たくさんのメッセージを頂戴しました。御礼申し上げます。

「折り目正しい」「清楚」という言葉がぴったりの
とても素敵な香川京子さん。
大沢悠里・西村知江子ともに、ますます好きになりました。
朝早い時間からのご足労、ありがとうございました。

香川京子さんの展覧会「映画女優 香川京子」が、
12月25日・日曜日まで、東京・京橋の
「東京国立近代美術館 フィルムセンター」で開催中です。
休館日は、毎週月曜日です。
さらに、今月29日・土曜日から
11月7日・月曜日まではお休みです
11月8日・火曜日から12月25日・日曜日までは、
同じ「東京国立近代美術館 フィルムセンター」で、
香川京子さんの出演作品・およそ50本を連続上映します。
「東京国立近代美術館 フィルムセンター」は、
地下鉄・銀座線の京橋駅・1番出口と、
都営浅草線の宝町駅・A4出口から
それぞれ、歩いてすぐです。
お問い合わせは、NTTハローダイヤル、
電話 03 5777 8600 までどうぞ。
こちらをクリックすれば、詳細が見られます
さらに、今週末から始まる「東京国際映画祭」で
香川京子さんの特集企画が開催されます。
今週の土曜日・22日から、30日・日曜日までの
特集企画「香川京子と巨匠たち」では、
「近松物語」の新訳英語字幕付きのニュープリントや
香川さんの主演作品の英語字幕付き作品の
特集上映が行われます。
また、先頃、香川さんへの受賞が決まった、
「国際フィルム・アーカイブ連盟賞」の授賞式が
東京国際映画祭開催中の24日に行われます。
こちらをクリックすれば、映画祭の詳細が見られます