環境キャンペーン 富士山の光と影 渡辺豊博さん。
7月20日・月曜日からの一週間、
TBSラジオは
「環境キャンペーン」を展開しています。
大沢悠里のゆうゆうワイドでは、
「富士山の光と影」と題して、
都留文科大学教授の渡辺豊博さんを迎えました。
元・静岡県職員で、在職中から、
富士山の環境問題に取り組んできた
いわば「ミスター富士山」です。
「ジャンボさん」の愛称で親しまれていて
現在は大学で「富士山学」を教えています。
平成25年、世界文化遺産に登録された
日本一の山・富士山。
ゆうゆうワイドでは、10年以上前から、
定期的に、富士山の素晴らしさはもちろん、
現状や問題点、課題などについて、
いろいろと取り上げてまいりました。
2年前の世界遺産への登録の際にも、
渡辺さんと、今後のことについて考えました。
そして今年・・・
2年前に指摘された課題は、解決どころか、
ますます厳しい状況に陥っているようです。
登山者の急激な増加、追いつかない整備、
解決しないゴミやトイレの問題、
行政の管轄があいまい・・・など、
世界遺産の取り消しすら想定されるそうです。
今こそ、思い切った施策が求められています。
世界文化遺産への登録が決まる瞬間を、
ユネスコの委員会が開かれた
カンボジアで見届けた渡辺さん、
「世界遺産への登録で、富士山の環境問題と、
向き合う覚悟が問われている」とのことです。
いつまでも美しい「日本の宝」であるように
私たちも、もっと注目しなければなりませんね。
ゆうゆうワイドでは、これからも、
富士山のことを取り上げてまいります。
渡辺豊博さんの著書
「富士山の光と影
~傷だらけの山・富士山を
日本人は救えるのか~」は
清流出版から、
本体価格:1600円で発売中です
お問い合わせは、清流出版
電話 03 3288 5405までどうぞ
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