戦後70年 特集「語りつぐ」 秋山ちえ子さん 浜村淳さん 内海桂子さん キダ・タローさん 近石真介さん。
明日は、70回目の終戦記念日です。
「大沢悠里のゆうゆうワイド」では、
14日・金曜日の放送で
「戦後70年 語りつぐ」と題した
特集企画を放送致しました。
戦後生まれが大勢を占めつつある今、
あの戦争の惨さや空しさ、おろかさを
「戦争を知る世代」が伝え、
恒久平和への願いを訴えました。
大沢悠里が、大阪の毎日放送を訪ね、
映画評論家で、41年続くラジオ番組
「ありがとう浜村淳です」の
パーソナリティとしてもおなじみの
浜村淳さんにお話しを伺いました。
浜村さんの戦争体験や、このところ
精力的に取材をされている
「大阪大空襲」について伺い、
「平和」の大切さや、戦争への憎しみ、
教育の必要性などを語り合いました。
さらに、内海桂子さん(92歳)、
キダ・タローさん(84歳)、
近石真介さん(84歳)のお三方に、
幼い頃に経験した「空襲」、そして
「戦争」について語っていただきました。
そして10時過ぎからは、今年も
秋山ちえ子さん(ジャーナリスト)による、
童話「かわいそうなぞう」の朗読を
放送しました。
終戦記念日に合わせた朗読は48回目です。
今年98歳の秋山さんは、戦後の日本を見続け
様々な角度から検証し、警告してきました。
昨年までは、生放送のスタジオで、秋山さんに
朗読をしていただいてまいりましたが、
今年は、98歳というご高齢で、現在、
一線を退かれて静かに暮らしていて、
特に暑さが厳しい夏は、外出を
控えていらっしゃることもあり、3日前の
8月11日の午後に、ご自宅にて
朗読を収録しました。
今年も、ゆっくりと、力強く、そして
はっきりとした口調で秋山さんが朗読した
「かわいそうなぞう」。
日本の放送史に刻まれる朗読をきっかけに
「平和」について、真剣に考えませんか。
さらに、正午からは、大沢悠里が、母親に
「東京大空襲」について聞いた
インタビューを再放送しました。
空襲の発生直後、幼い大沢を背負って、
浅草から市川まで徒歩で逃げた母親の語る
一言一言に、当時の混乱の様子や、
戦争のおろかさを感じることが出来ます。
秋山ちえ子さんが朗読した
童話「かわいそうなぞう」
著者は、土家由岐夫さんです。
金の星社から、1188円で発売中です。
本に関するお問い合わせは、金の星社
電話:03 3861 1861までどうぞ
こちらをクリックすれば詳細が見られます。
CD
秋山ちえ子さん朗読「かわいそうなぞう」は
ソニー ミュージック ダイレクトから、
本体価格:1389円で発売中です。
このCDには、世界的なスーパースター
「シンディー・ローパー」が朗読した
「かわいそうなぞうの英語版」も
収録されています。
こちらをクリックすれば詳細が見られます。