「虫の虫」、養老孟司さん。
8月17日・月曜日のゆうゆうワイドは
解剖学者の養老孟司さんをお迎えしました。
鎌倉出身の養老さん、お父様を早くに亡くされ、
小児科医のお母様のもとで育ちました。
名門・栄光学園から、東京大学医学部へ進学、
卒業後、研修医を経て大学院へ進み、
昭和42年に医学博士号を取得されました。
昭和56年には東大医学部解剖学第二講座の
教授に就任され、解剖学者として、そして
後進の指導にあたってこられました。
平成7年の退官後は、北里大学教授などを歴任、
作家としても活躍されています。
養老さんと言えば、やはり、平成15年の
大ベストセラー「バカの壁」ですね。
犯罪、科学、教育、経済などの観点から
世界を、心地よく縦横無尽に斬った一冊は
大勢の人に読まれました。
タイトルの「バカの壁」は、
当時の流行語としてもおなじみでしたね。
そんな養老さん、「無類の虫好き」としても
知られています。「本の虫」ならぬ「虫の虫」です。
最初に昆虫の標本を制作したのが
小学生の時だそうで、以来、国内はもちろん、
海外にまで足を伸ばして、虫を探しています。
17日も、標本の一部をお持ちいただきました。
17日の放送では、世相について、そして
「虫好き」の理由や、海外での虫探しのエピソード、
年配者の生き方などについて伺いました。
養老孟司さんのエッセイ集「虫の虫」は
廣済堂出版から
本体価格:1500円で発売中です。
こちらをクリックすれば詳細が見られます。
さらに、養老さんの、ラオスでの昆虫採集の
様子が収録されているDVDが付いた
「特装版」は、本体価格:2800円で、
廣済堂出版から発売中です!
こちらをクリックすれば詳細が見られます。
この本のお問い合わせは、廣済堂出版
電話:03 6703 0962までどうぞ。
養老さんは、22日と29日の土曜日、TBSラジオ
「土曜朝イチエンタ 堀尾正明プラス」に
ゲスト出演されます。